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オオワシ~理性と欲望

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 二つのことを考えました。

 一つは、オオワシ等の文章や写真をブログで公開することによって及ぼされる影響についてです。例えば、万一それが原因で、ポイント周辺にアマチュア写真家が殺到するようなことになったとしたらどうでしょう。

 二つめは、被写体としての野鳥と、それを撮ろうとする者との距離についてです。例えば、下の写真のように、鉄塔の上にオオワシがとまっているとして、近づいてもよい許容範囲とは一体どこまでなのでしょうか。

 一般的な目安に、その時その場での状況を照らし合わせて判断し、対処していく必要があります。それはかなり難しいことだと思います。なぜなら、そこには、当然ながら感情の問題、つまり、「いい写真を撮りたい」「受け入れてもらえる記事を公開したい」というような欲望と、それをコントロールする理性のありようのそれが介在しているからです。

 考えなくてはならないことは、もっとたくさんあるような気がします。考えても無駄なようにも思えます。下手に考えるよりは、いっそのこと何も考えない方がいいのかもしれません。




オオワシ    鉄塔にとまっているところを撮りました。けっこう近くで撮りました。これが、その時撮った写真です。

          欲望のままに撮らなかった分、かなり不満の残る写真です。

          それを悔やむ自分がいます。

          それを認める自分もいます。

 *画像をクリックすると大きくなります。

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コメント

今晩は!初めてコメントを書きます。
横浜に住むヤスといいます。
諏訪湖付近でオオワシを撮影されている人は多いの
ですが 豆粒のように小さくしか撮れていません。
今回のオオワシは素晴らしいですね!貫禄があって!
私も一度撮りたいのですが広い場所で何処に行けば
いいのか判りません。
簡単でいいので教えて頂ければありがたいのですが

投稿: ヤス | 2010年2月11日 (木) 03時39分

仰ること、考えさせられる問題ですね。
多くの人が殺到する問題は、どこも同じかもしれませんね。
こちらでも地元だけでそっと見守っていたフクロウの繁殖地、最近では都内のバーダーさんも多くなりました。
新聞に載ったことが広まる始まり、それからネット、グルもそうだったのではないでしょうか。
近づく距離についても、難しい問題ですね。

一番大切なのは、バーダーさんが、鳥さんを思う気持ち、愛する気持ちを持って撮影に取り組むことでしょうか、
最近は良い写真を撮ることだけが目的のバーダーさんの非常識な行動が一部あることは悲しい事実ですね。

信州の地元の皆さん、余所者の私にも優しくお話しくださり、何度か、写真まで頂戴し、感謝しています。
グルファンの女性とお友達にもなれました。
グル通い、8回ですが、オオワシではなく、グルに会いたいという思いで一杯です。


投稿: coraltree | 2010年2月11日 (木) 11時17分

(続き)
鉄塔のグル、鮮明で美しい姿に見惚れました。
地元の方でないと、道も知らず、こうまで近づくことはでき難いですね。
素晴らしいグルにうっとりです。

リンクの件、ご了解いただきありがとうございました。

投稿: coraltree | 2010年2月11日 (木) 11時23分

今日も悪天候で、グルに会いに行くのは断念いたしました。寂しいですね。

私のように短いレンズで、手持ちで撮っている者は特に気を付けなければといつも思っています。
それでも鳥を見つけると、我を忘れてという事が今までも何回かあります。

機会あるごとに探鳥会に参加していますが、参加されている方の鳥への思い、鳥への接し方が勉強になります。
これからも、「理性と欲望」のエリクソンさんのコメントを思い出して、鳥の気持ちになって撮りたいと思います。

投稿: 諏訪ッチ | 2010年2月11日 (木) 12時38分

ヤスさん、初めまして。オオワシ、近くで大きく撮るのもいいですが、広大な情景の中に、米粒ほどでも楔(くさび)のようにオオワシが入っているのもまた魅力です。どちらかといえば、私は後者の方が好みですが、いざ撮るとなると、なかなか絵になりません。難しいものです。

投稿: エリクソン | 2010年2月11日 (木) 18時13分

coraltreeさん、こんばんは。貴重なコメントありがとうございました。
 鳥見暦2年足らず、自分自身の未熟さを自覚しつつ、これからも楽しい鳥見を続けていきたいと思います。
 今後ともよろしくお願いします。

投稿: エリクソン | 2010年2月11日 (木) 18時23分

諏訪ッチさん、こんばんは。探鳥会、まだ経験したことがありません。諏訪ッチさんのコメントを読み、参加してみたくなりました。何となく、視野が広がるような気もしますね。

投稿: エリクソン | 2010年2月11日 (木) 18時27分

エリクソンさん  らしい文言ですね。

当地でもそうですが、地元の人ほど近くには絶対寄りません。
必ずある一定距離を保ったところで陣取ります。
近くに行こうとするのは他県のものが多いですね。

グルだと50Mまでが限界でしょうか^^
1キロ先でもグルのほうは見えてしまうので
それでもそっと撮らないとね。

投稿: あきGG | 2010年2月13日 (土) 17時25分

あきGGさん、コメントありがとうございます。いろんな方々の意見を尊重しつつ、その上で自分のスタンスもはっきりさせ、ぶれずに対処していくことが必要と感じています。

投稿: エリクソン | 2010年2月13日 (土) 19時46分

欲望のままに撮らなかった分、かなり不満の残る写真・・・。て何でしょうか?どちらにしろオオワシの休む鉄塔の下まで赴いて撮影をさせて頂いている訳ですから、少なからずオオワシも意識してエリクソンさんの事を見ていたはずです。エリクソンさんの今回のコメントは撮影してみた結果、あまり思うような写真ではなかったという事ではないでしょうか。いずれにしてもこうしなかったから不満の残る写真・・・。という撮影(鳥との付き合い)でしたらそこまでいく事も考えるべきだったように思います。不満の残る写真の為に、オオワシに接近するのはオオワシに対しても失礼だと考えます。鳥と接する際には多かれ少なかれ意識させる事になります。それでしたら影響を及ぼさない範囲内、あるいは最小限でどんな接し方が出来るか、撮影をさせて頂くのであれば、許容範囲内でどれだけその鳥を美しくなり、しっかりとした写真を撮影させてもらうか。を考えてから鳥たちに向き合った方が良いのではないでしょうか。

投稿: miyazawa | 2010年2月13日 (土) 22時01分

miyazawaさん、ありがとうございました。

ご指摘いただいたこと、そのとおりだと感じました。

反省し、その上で、鳥との向き合い方を見定めます。

大切なコメントをくださったこと、深く感謝します。

投稿: エリクソン | 2010年2月14日 (日) 00時10分

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