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シカが教えてくれたこと

 今日は週に1回のT高原行きの日。その途上でニホンジカと出合いました。

 デジカメを手にして車を降り、ゆっくり近づくと、すぐに私に気づき、しばらくの間にらみ合いが続きました。カメラのシャッターを切った直後、写真の2頭の背後がにわかにざわめき立ち、さらに数頭のシカが現れ、手前の2頭と共に群れをなし、左上方へ駆け抜けていきました。

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 群れの一部は、別荘へ続く道で一旦立ちどまり、もう一度にらみ合いになりました。痩せこけてはいても、足首・首筋をまっすぐ伸ばし、微動だにせず私を見るシカの姿に、私は胸の高鳴りを覚えました。「こいつら、この冬を死に物狂いで生きぬいてきたんだな」、そう思いました。

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 やがて群れは、ゆっくりした足取りで、林の奥へ消え去りました。私はその姿に、『野生』ならではの威厳と霊妙とを感じとりました。

 ニホンジカの食害を防ぐため、その駆除がこの場所で行われた、というニュースを数ヶ月前に新聞で読みました。捕獲したシカの肉を、『○○ジビエ(野生鳥獣料理)』として発信し、観光振興につなげたい、ともありました。

 あのシカたちの表情が脳裏をかすめます。私たちは、大変なことをしているのではないでしょうか。

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コメント

この3枚のphotograph 感動的です。

投稿: 黒砂糖 | 2008年3月30日 (日) 20時40分

 自然の中での『未知との遭遇』は胸躍るものです。これからも体験できたらと思います。

投稿: エリクソン | 2008年3月31日 (月) 15時54分

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